江戸三大祭りって聞いたことありますか?
勿論ご存じない方も多いかと思います。
江戸三大祭り との名前の通り、東京を代表する祭りになります。
今回は江戸三大祭りとはどの祭りなのか、いつ行われるのか等のご案内とご説明をさせて頂きます。
神田祭
開催時期・・・隔年五月
場所・・・神田明神
◆内容
神幸祭・・・神田明神の宮神輿の巡行
神輿宮入・・・神田明神に町神輿が練り込み
例大祭・・・ 神田明神で行われる神事
こちらはかなり有名なお祭りですのでご存じの方も多いと思います。東京在住以外の方も多くご存じの方も多いですね。歴史も古く、江戸時代から続く大祭です。
神田祭 との名前の通り、神田で行われる祭りですね。
「神幸祭」・・・神田、日本橋、大手・丸の内、秋葉原を神輿が巡行
「神輿宮入」・・・100基の氏子町神輿が宮入参拝する「神輿宮入」が行われる2日間
が祭りの概要です。
神田祭は二年に一度、五月に行われます。
見どころとしては500人近くが参加する神幸祭です。平安時代の衣装を着用しての行列です。
神田明神を出発し、秋葉原、丸の内のオフィス街等も通り神田明神に戻ってきます。
電気街の秋葉原やオフィス街の丸の内、大手町等が非日常に包まれます。普段の待ちの顔からは全く想像できないですよね。
現代の街を平安時代の衣装で大人数で歩く姿は圧巻です。他では絶対見れない光景ですので、是非この風景を見て頂きたいですね。
神田祭の最中は、いつもとは全く違う街の雰囲気を味わえるのも祭りの醍醐味だと思います。東京の中心でこんなに大きなお祭りがあるもの嬉しいですよね!
ちなみに神田祭は京都の祇園祭、大阪の天神祭とともに日本の三大祭りの1つになっております。
「天下祭」として知られる神田祭は、元和年中までは船渡御であったと言われている。延宝年中までは毎年斎行されていたが、山王祭…
山王祭
開催時期・・・隔年六月
場所・・・日枝神社
◆内容
夏越稚児祭
山王御祓並鎮火祭
例祭奉幣
山王祭は日枝神社の祭礼です。日枝神社は東京都千代田区にございます。
隔年で6月半ばに開催されます。
山王祭は江戸時代に天下祭として行われておりました。
天下祭とは幕府が費用を負担し、祭礼行列が江戸城内に入り、将軍の上覧があった祭礼の事です。
そのの名残で、神田祭と交互に開催されます。神田祭も上記に記載の通り2年に一度の開催ですね。
見どころである神幸祭では500人近い人が300mの大祭礼行列を行い早朝から夕方まで一日かけて大手町・神田地区を除く千代田区と、中央区のうち日本橋川より南側の計72ケ町の氏子地域を巡行します。
上町連合宮入は神幸祭とは別日で行われます。氏子町会の神輿および山車が、上町と下町で別個に連合渡御を行います。
上町の連合宮入は土曜日の夕刻、山車3基と各町の町会神輿が赤坂見附近くの清水谷公園を出発し、赤坂日枝神社に渡御します。
下町連合渡御は下町の連合渡御では、日曜日の早朝に神輿7基が日本橋日枝神社を出発し、八丁堀で神輿が4基合流します。
正午からは神輿15基が、京橋から日本橋まで大通りを連合渡御し、日本橋では神田明神の氏子である隣町の出迎えを受けます。
日枝神社がおくる日本三大祭の山王祭公式サイト。山王祭の詳細情報を提供しています。…
深川八幡祭
開催時期・・・八月
場所・・・富岡八幡宮
深川八幡祭は毎年八月中旬に開催されます。
3年に一度本祭が開催され、その際の神輿は見どころ満載で大迫力です。
神輿の数がとても多く120を超える数がございます。連合渡御と言われる深川の街を練り歩く神輿がとても迫力があり見どころです。
本祭では御鳳輦と呼ばれる八幡宮の神様が乗られ渡御します。
担ぎ手へのお浄めとして水をかける習慣があり水かけ祭りとも呼ばれております。
富岡八幡宮の境内には純金や宝石を散りばめた日本最大と言われている豪華な一宮の神輿と、一回り小さな二の宮御輿が置かれています。
二の宮神輿は本祭の翌年に担がれます。
深川八幡祭は他の祭りに比べても担ぎ手の迫力は勿論、祭り自体のパワーを非常に感じられ全体の一体感が凄い感じられる祭りです。
東京で代表される江戸三大祭りのご案内いかがでしたでしょうか?
江戸三大祭り以外にも勿論大小合わせて数えきれないくらいのお祭りが毎年開催されております。
是非、お好みの祭りを探して参加してみてはいかがでしょうか?
また、祭りに参加する時に必要な半纏」・法被はこちらでご購入可能です。
是非、日本文化の象徴である祭りを好きになってくれたら嬉しいです!