法被の洗濯とクリーニングについて

お祭り衣装のド定番の法被を遂に購入!

祭りやイベントで着て沢山楽しむことが出来ました。

その後に気付く方がおります

あれ、洗濯ってどうすれば良いのだろう?・・・

普通の洋服と一緒に洗ってしまって良いのだろうか?

専門店でしか洗濯はできないのだろうか?

色々不安があると思います。

今回はご質問の多い、法被の洗濯やクリーニングについてご案内いたします。

法被は洗濯は出来るのでしょうか?

はい、出来ます。

購入後汚れても洗濯は出来なくて、使い古して汚れたら買い替え!といった訳ではございません。

洗濯をして長く愛用する事が可能です。

むしろ洗濯をすることで、染め物特有の色落ち等を楽しんで経年の変化を出してどんどん味が出る衣装となります。

かといって、無理に洗濯を繰り返して強引に色落ちさせるのも・・・そこは個人個人の自由で!

法被は家庭で洗濯機に入れても大丈夫?

基本的に法被には、皆様が通常の普段着に着るお洋服と同じように洗濯表示がついております。

その洗濯表示に従ってお洗濯をして頂く事が可能です。

祭り衣装と思うと、格式が高くハードルが上がって不安になってしまう事もあると思いますがご安心ください。

ちゃんと洗濯をして繰り返し着用する事を前提に製作しております。

素材や商品、メーカーによって洗濯表示の内容は異なると思いますので一度ご確認の上お洗濯していただければと思います。

ご注意点といたしましては、法被は基本的に染め物になりますので色落ち等がございますので、一緒に洗濯した物に色移りする可能性がございます。

法被に限らず色落ちする物に関しては皆同じように気を使う必要がありますので、特別法被だけ要注意って事では無いのですが、色落ちする物だといった認識を持っていただければ幸いです。

逆に色落ちをさせたくない場合は、クリーニング屋さんに依頼すると良いです。

クリーニングに出す際に色落ちをなるべくしない様にとご依頼頂くと良いと思います。

ご家庭での洗濯だと難しいと思いますので専門業者に頼むのが一番だと思います。

関連記事

皆様も一度は聞いたことはあると思います、祭り衣装の法被(はっぴ)。御神輿を担いだりする時や、お祭りのイベントなどで使う衣装って事はわかるかと思います。実際法被はどんな時に着るのが正解なのか?また、半纏とは何が違うのか?等、[…]

法被の素材による違い

法被は皆様が良くお祭りなどで目にする事が多い物ですと綿が多いと思います。

綿は特有の色落ちがあります。

身近な衣類でいうとTシャツなど洗濯を繰り返すと色落ちしますよね。

色落ちをむしろ楽しんでいただけると嬉しいです。

使い込んだ風合いが出てとてもカッコよくなります。

当店のお客様でも10年以上愛用している法被をお持ちの方も少なくありません。

勿論、ご購入時とは配色はかなり変わってきます。

しかし、それがカッコいいですよね。

お金で買えないカッコよさって言うのでしょうか?一人一人皆様異なる色落ちがあり唯一無二の雰囲気を醸し出します。

あと、綿は少なからず伸び縮みが出ます。こちらは素材上どうしようもないです。

法被に限らず、Tシャツやジーンズ等も同じですが綿の素材上の特性になります。

ポリエステルは綿に比べると色落ちや伸び縮みは少ないので扱いやすいと思います。

その分、使い込んだ風合いは綿より薄れますがメンテナンス性に優れております。

ポリエステルはシワになりにくいので、ノーアイロンで大丈夫な法被も多いので手間はかからず扱いやすいですよね。

関連記事

祭り衣装として定番の法被はご存じだと思います。しかし、法被も色々な種類がありますよね。丈の長さも異なりますし、配色も沢山種類がございます。法被が欲しいけど、どれを選べばよいかわからないといった声をよく聞きます。[…]

法被はクリーニング店に出せますか?

こちらはクリーニング屋さん次第となってしまいますが、着物などと同じく特殊衣料として分類される事が多いです。

その為、クリーニング店によって異なる対応になる事が多いです。

ご心配な方は一度出そうと思っているクリーニング屋さんにお問い合わせしてみるのも良いかもしれません。

団体様によってはイベントが終わった後にまとめてクリーニング店に出すところも多いと思います。

お店によりますが、莫大なクリーニング料金を請求されたりする衣装では無いので常識の範囲内のクリーニング料金だと認識していただいて問題無いと思います。

しかし、店舗によって料金は当然異なりますので、ご不安な方は事前に見積もりを取るのが良いと思います。

また、クリーニング店ではお店によってオプションで色止めが出来ます。

色落ち防止の洗濯加工です。

色落ちは極力したくない、買った状態の色をなるべく維持したい!といったご希望の方は是非お願いすると良いと思います。

1年で一回しか着用しない等の場合は、使い終わった後まとめてクリーニング店に出して、色止め加工、糊付け等のオプションもしてもらい、翌年の使用日まで綺麗な状態で眠らせておくと楽ですよね。

法被は乾燥機にかけても大丈夫?

乾燥機は基本的にやめておくべきです。

勿論購入した法被の洗濯表示に準じての判断にはなるのですが、乾燥機にかけると法被がかなり縮んでしまう事があります。

また、顔料染の法被は摩擦に弱いので乾燥機で回すのは良く無いですね。

色々とリスクがあるので、乾燥機は使用しない方が無難ですので基本的には控えましょう。

面倒かとは思いますが、洗濯後は日陰で干すことを推奨しております。

日向の方が勿論早く乾きますが、長い時間日向で干すと色あせ等のリスクがありますので、家の環境などに左右されるかとは思いますが、出来る限り陰干しましょう。

細かい気遣いが大事な法被を長持ちさせるコツとなりますので。

関連記事

良く頂くご質問で、オリジナルで半纏(はんてん・法被・はっぴ)をオーダーメイドで製作したいとのお問い合わせがございます。当店では完全オーダーメイドでの製作も対応させて頂いております。オリジナル法被って[…]

半纏(はんてん)法被(はっぴ)名入れ

法被のアイロンがけ

法被はアイロンがけできますか?との質問も頂く事がございます。

こちらも素材により洗濯表示が異なることがございますので、まずは洗濯表示をご確認ください。

例としては、低温アイロン可 などなっておりますので、その通りにかけて頂ければ基本的に問題ございません。

あて布をして頂くと生地の劣化も最小限に出来きますので、あて布をしてのアイロンが良いですね。

綿素材は、基本的に洗濯するとシワがどうしても出来てしまうので、アイロンなどで伸ばしてあげる事が良いと思います。

ポリエステル素材の物はノーアイロンでもシワにならない物が多いので、洗濯後の状態をご確認の上ご判断頂く形がベストですね。

法被の素材

法被にも色々な素材がございます。素材ごとに取り扱いも異なりますので是非ご参考にしてください。

綿

お祭り等で一番よく目にする法被の素材は綿法被となります。

祭り法被では定番の素材となりますね。

綿にも色々種類が沢山ございます。

オックス、10番、かつらぎ等様々な綿素材で法被は作られております。素材により風合いも生地の厚さも全然異なります。

今回のテーマとは異なりますので細かく説明はしませんが、別のテーマの際にご案内させて頂ければと思います。

ポリエステル

法被の中でも、よさこい等で使用される法被に多いイメージです。

ポリエステルはシワになりにくいのでお手入れが非常に楽ですね。綿と違い色落ちも少ないので取り扱いが簡単です。

逆に綿法被で色落ちや使い込んだヤレ感を第sて行きたい方には不向きかもしれません。

綿ポリエステル混合

こちらは例えば 綿50%ポリエステル50% 等の混合素材になります。

シワになりにくく、綿の風合いも残ったり等両方の特徴があります。

綿100% ポリエステル100% の法被と比べると流通は少ないですが、お気になる方は是非チェックしてみてください。

関連記事

日本全国で毎年お祭りがおこなわれております。浅草の三社祭の様な大きな祭りから、町内のお祭りまで色々ありますよね。子供の頃に友達と地元のお祭りに参加して、縁日も含め楽しんだ思い出がある方も多いのではないでしょうか?縁[…]

いかがでしたでしょうか?

今回はご質問の多かった法被の洗濯方法のご案内をさせて頂きました。

もし、購入後にご不安な事がありましたら、わからないまま洗濯を行わず購入したお店に聞いてみると良いと思います。

また、家庭での洗濯にご不安でしたら、クリーニング店を利用する事が安全ですよね。

毎日着用する物では無いので、そこまでの出費にならないと思いますので、リスク回避で利用するのは良いと思います。

慣れてきたら、ご自身でお洗濯をチャレンジしてみると良いと思います。

半纏(はんてん)法被(はっぴ)

↑法被の販売はこちらから

最新情報をチェックしよう!

半纏(はんてん)法被(はっぴ)の最新記事8件

>和装専門店「お祭天国」

和装専門店「お祭天国」

半纏、法被(はんてん・はっぴ)、よさこい衣装や祭り衣装、、浴衣(ゆかた)着物(きもの)等、和装の事なら何でもお任せください。
他店とは異なり、ブランド直営店になりますので価格、納期において全てご満足のいく対応を心がけております。ショッピングサイトよりご注文は24時間受付しております!