法被のかっこいいコーデ

祭り衣装として定番の法被はご存じだと思います。

しかし、法被も色々な種類がありますよね。

丈の長さも異なりますし、配色も沢山種類がございます。

法被が欲しいけど、どれを選べばよいかわからないといった声をよく聞きます。

普段着の上にそのまま羽織ってしまって良いのか?法被の下はTシャツで良いのか?

流石にジーンズや短パンの上に法被は少しおかしいな?ってのはわかると思いますが、でもじゃあどうすれば良いのでしょうか。

法被を選ぶことだけに集中しすぎて、一緒に合わせる衣装はどうすれば良いのか全く考えてなかった!なんて声もございます。

また、法被は決まったけど後は何を買えばいいのかわからない、といったご質問も頂きます。

是非そういった法被についてのご不明点のご参考にしていただければ嬉しいです。

法被 コーデのポイント

法被は身丈(縦の長さ)が色々種類がございます。

横幅は羽織物なのでそこまで種類は豊富では無いですが身丈は着用した時のビジュアルにかなり差が出るのでいくつか定番のパターンがあります。

身丈83cm程度

皆様が一番よく見かけるサイズだと思います。

大体成人が着用して慎重にもよりますが、平均身長位の方でお尻辺りに裾がきます。

そこまで長くないので着ていて一番楽なサイズであると思います。

長すぎないのでどんな方にも似合うビジュアルですし、定番サイズと言って良いと思います。

また、帯等も締めて着用する事も出来ますしコーデの幅も広がりますね。

身丈90cm程度

先ほどの83センチより少し長いですね。

ちょうど長法被と定番サイズの間位ですね。

あまり定番サイズとかわらないかなーと思いきや、意外と長く感じると思います。

当店では83cmの規格と比べると数は少ないですが人気のあるサイズとなっております。

身丈100cm~120cm

こちらは長法被と呼ばれるサイズ規格となります。

120cmですと膝位までの長さになりますのでかなり長いですよね。

よさこい等でも使われるサイズになります。

通常の祭り法被よりは演舞を中心とした用途で使われますね。

演舞の際も長い身丈を活かして裾を振り回せるのでかんらい迫力のある演舞が出来ると思います。

アクセサリーや和装小物

法被本体だけでなく、ハチマキ等の小物との相性も重要となります。

とは言え、メインは法被ですので本体となる法被を決めてから小物を選ぶとコーデがうまくいくと思います。

ハチマキ、帯、小物等とセンス良く合わせる事によりかなり良いコーデになる事も多いので侮れません。

是非、法被だけではなくその他の合わせ物にも気を使ってみてはいかがでしょうか?

法被帯の種類と結び方のバリエーション

下記の項目でご紹介します法被帯もコーデには大事です。

帯との相性が悪いと一気にカッコ悪く見えてしまうこともございます。

逆に帯との相性が良いと何倍も法被が映える事もございます。

帯は結び方や、素材や柄で色々楽しめますので是非法被本体同様に自身のセンスを発揮してみてくださいね!

法被の素材

法被にも色々な素材の物がございます。

素材によって特徴が異なりますのでお好みや用途によってお選びください。

素材が異なると雰囲気もガラっと変わりますので是非色々と検討してみてはいかがでしょうか?

綿

こちらは定番の素材ですね。

通常の法被はほとんどが綿で出来ております。

綿生地を染めて作るのが一般的ですね。

染め物特有の経年劣化による色落ち等があり、同じ法被でも1枚1枚表情の違うものになり使い込んだカッコよさがあります。

また、綿の中でも色々と種類がございます。

オックス、10番、11号帆布、かつらぎ等かなりの種類があり奥が深いです。

今回は全てご紹介はいたしませんが、このご機会にぜひ素材にもご興味を持っていただけると嬉しいです。

ポリエステル

綿と比べると軽量で取り扱いが非常に楽です。

綿と異なりシワになりにくいのでノーアイロンでも大丈夫です。

しかし、綿特有の色落ちを楽しんだり重厚感のある素材感は薄れます。

よさこい等ではポリエステル素材の法被がよく使われます。

綿ポリエステル混合

こちらはその名前の通り、綿とポリエステルが両方入っております。

50%づつ使われている物もあれば、商品によって比率が異なる事もあります。

綿100%よりシワになりにくく扱いやすい素材で、綿の雰囲気も残ります。

法被の背中の文字の意味は?

色々な法被を見ていて背中に色々な文字が入っているのを見かける事があると思います。

例えば「祭」なんてよく見かけますよね。

その他、良く注目して見ると色々な文字が入っております。

背中の文字を背紋と呼んでいます。

背紋についてはこちらをご参照ください。

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法被コーデで一緒に着用する物

法被を手に入れたけど、その他には何を着用すればよいのでしょうか?

勿論、法被以外は何でもいいわけではございません。

ジーパンやスカートに法被だとおかしいですよね?

何気なくお祭りで法被を見ていると思いますが、法被と合わせているその他の衣装はそこまで気にしていなかったりして記憶に乏しいかもしれません。

一般的な法被コーデに必要な物をご案内いたします。

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鯉口シャツ

こちらはシャツの名の通り、上半身に着用するものになります。

お祭り衣装としては定番なので知っている方も多いと思います。

最近では鯉口シャツをユニフォームにした居酒屋さんもありました。

色々な柄物があって、ちょっとやんちゃなイメージもあるとか思います。

種類も豊富で鯉口シャツだけでもかなり個性が出るので、選ぶのも楽しいのではないでしょうか。

腹掛 股引

こちらも定番のお祭り衣装ですね。

股引が下半身に履くものになります。

ちょっと慣れないと着用が難しいかもしれませんが、頑張って一人で着れるようになってください!

腹掛と股引はセットでもっていると良いと思います。

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法被帯

法被には法被専用の帯があります。

着物や浴衣の帯と一緒ではございません。

太さが全く異なります。

着物、浴衣用の帯より全然細いサイズになります。

一般的なのは6,7cm程度で作られております。

帯もかなりの種類がありますし、法被との相性がかなり問われます。

つまりは法被コーデでのセンスの見せ所でもありますね!

帯も 染め帯なのか織の帯なのかによっても全く異なりますし、無地なのか柄物なのかによっても印象が全然違います。法被を生かすも殺すも帯次第かもしれませんね!

帯はぜずに着用するスタイルもございますので、必須と言うと違うかもしれませんが法被を購入するなら間違いなく一緒に手に入れるべきアイテムではございます。

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法被のお手入れと洗濯方法等

法被は洗濯できますか?といった質問を良く頂きます。

勿論、洗濯して繰り返し着用する事が可能です。

むしろ、使い込むことによってだんだん味が出てくるのが染め物の良い所でもありますよね。

法被にも洗濯表示がありますので、当然ですが洗濯表示に従ってお洗濯頂く必要がございます。

洗濯後は速やかにハンガーにかけて乾かしてください。

濡れた状態のまま、放置したり洗濯後のくしゃくしゃの状態で塊のまま放置しますと、色落ち、色移りの大きな原因になります。

どうしても通常の普段着等に比べると、干すのもスペースが必要になりますのでご不安だったり、ご面倒に感じる方はクリーニング店をご利用するのも有効です。プロに任せると手間もかからず安心も手に入るので良いと思います。

メインの法被のみに考えが行きがちではありますが、その他の衣装との組み合わせによって何倍にも法被が活きてきます。

お祭り衣装は簡単そうに見えて奥がとても深い衣装ですので、是非コーディネート全体で楽しんでいただけると嬉しいです。

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