今や日本全国で大人気のよさこい祭りですが、その中でも「日本三大よさこい祭り」と呼ばれるよさこい祭りがあるのをご存じでしょうか?
夏祭りの風物詩と現在はなっておりますよね。
よさこいファンも年々増えており、よさこい衣装も昔と比べると様々なタイプの物が増えてきました。
だんだん進化するよさこい祭りですが、小規模なイベントから本場高知県の祭りまで様々な種類のよさこい祭りが現在は日本全国で開催されております。
そもそも、よさこい祭りは昭和29年に徳島の阿波踊りに負けないイベントを作ろうと、高知県の高知商工会議所が中心となって開催されました。
第1回の参加人数は750人程度でしたが、その後どんどん人気を博し現在では日本全国で開催される一大イベントとなりました。
その中でも中心となります「日本三大よさこい祭り」のご案内を今回はさせて頂きます。
よさこい祭り(高知県)
ご存じ、よさこいの始まりである高知県のよさこい祭りです。
全てのよさこいはここから始まりました。
日程は毎年8月9日(前夜祭)、10日~11日(本番2日)、12日(後夜祭・全国大会)の4日間、開催されております。
※コロナ期間中は変動ありました。
4日間かけての一大イベントで規模の大きさも日本最大級です。
全てのよさこい人が目指すステージと言っても過言では無いと思います。
参加数は開催年によって若干異なりますが、約200チーム、2万人位の人数が参加されます。
町全体がお祭りムードになり、もちろん踊り子だけでは無く観覧のお客様も含めて熱気に包まれた4日間となります。
地方車も沢山出ておりド派手なイベントとなります。
よさこいをやられている方、よさこいファンでしたらご存じかと思います「地方車」ですが、一般の方には馴染みの無い言葉だと思います。文字から車である事は想像できると思いますが、いったいどんな車なのか、何に使う車なのか等ご質問の多い内容をお答えし[…]
よさこいの演舞だけでは無く、各会場には出店が沢山出店されます。
高知グルメから日本全国の美味しい出店が数多く並び、グルメ目当てでも楽しめます。
行列必至の人気店などもかなりあるので、是非演舞とは別にグルメも楽しんではいかがでしょうか?
また注意点としては、会場周辺には交通規制がかかりますのでお仕事や用事でお出かけの方は事前に交通情報を必ずご確認ください。
踊り子たちが演舞する道は、交通規制しての会場となっている所が多いのでご注意ください。
YOSAKOIソーラン祭り(北海道)
こちらももう説明がいらないくらい有名なよさこい祭りですね。
高知県のよさこい祭りと同じくらいの知名度を誇る北海道の祭りです。
1992年からスタートして、今では観客200万人近く集まる一大イベントにまで成長しました。
基本ルールは鳴子を持つ事と、ソーラン節のフレーズを入れた曲を使用する事だけで、その他は自由に演舞できる、自由な演舞が出来るイベントです。
メインは大通公園での全長500メートル近いパレード、大通公園8丁目会場に特設されているステージでの演舞です。
大通公園の特設ステージは有料の桟敷席もございます。
開催は毎年6月上旬に行われます。
皆様ご存じだと思いますが、全国で開催されているよさこい祭り。よさこいとは別にソーラン節って聞いたことありますよね?何となく同じものなのかなぁってイメージだと思いますが、同じものなら何故呼び名が異なるのか。実際は理解があやふ[…]
YOSAKOIソーラン祭りを見るために、北海道を訪れる方もたくさんおります。
よさこいを見て、その他の日程は北海道の観光スポットを巡ったりグルメを楽しんだり、北海道だから出来る楽しみ方も沢山ありますよね。
是非、まだいかれた事のない方は北海道観光も含めていってみる事をお勧めいたします。
にっぽんど真ん中祭り(愛知県)
こちらもよさこい好きの中ではド定番なよさこい祭りです。
上記二つと比べると一般的な知名度が少し劣るかもしれません。
しかし、イベント内容は全く負けてはおりません!
3大祭りの名に恥じない日本を代表するイベントです。
ルールとしては、曲の中に地元の民謡を入れる事です。名古屋の文化に縛られることなく日本全国の地域性を出せる演舞が可能です。
使用する曲は地元の民謡を入れれば、ロック、ポップス、ダンスミュージック等全て自由となります。
踊り子も観客も一緒に踊りが楽しめる総踊りがあり、こちらはギネス世界記録に乗りました。
見るだけでは無く、観客も一緒に踊れるイベントとして楽しめる祭りです。
全国にファンの非常に多い、よさこいですがここ数年は新型コロナウイルスの影響で開催できない運びが続いておりました。よさこい祭りだけではなく、音楽イベントやフェス等もほとんどが開催できない期間が続いていたので2023年の動向に注目が集[…]
毎年8月下旬に開催され、来場者は200万人近くになります。
また、フードに関してもB級グルメに力を入れており普段中々食べれない物が食べられたりと食の楽しみもあります。アクセスも日本の中心の名古屋なだけあり、全国様々な都市から観客が集まります。
高知や北海道のよさこいは知っていたけど、ど真ん中祭りは知らなかったという人も結構いると思いますので、これを機に是非足を運んでみてください。
上記二つのイベントに全く引けを取らない素晴らしい祭りです。
いかがでしたでしょうか?
日本三大よさこい祭りといった名前自体を始めて聞いた方も多いと思いますが、どれも素晴らしいイベントですので是非まだ行った事が無い祭りございましたら、行ってみてください!
よさこいは参加するのも楽しいと思いますが、見るのも楽しいです。
勿論演舞を見るだけでは無く、フード目当てに行くのも全然アリですし、観光ついでにサクっと見るのも良いと思います。
人それぞれの楽しみ方が出来るのも、よさこいの素晴らしさだと思います。
よさこい人口が一人でも触れることを願っております。