たっつけ袴とは

  • 2021年8月4日
  • 2021年8月4日

たっつけ袴ってご存じでしょうか?

袴は知っていても、たっつけ袴は知らない、聞いたことないって方は多いと思います。お問い合わせも頂く事がございますのでご案内させて頂きます!

たっつけ袴ってどんな袴?

たっつけ袴は別名野袴、山袴、伊賀袴などと呼ばれる事もございます。漢字で書くと 裁着袴 となります。

通常の袴は裾が当然開いておりますが(袴のご説明ページはこちら)、たっつけ袴は裾を縛って着用する形状になっております。忍者が履くパンツをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。太もも部分は大きく膨らみがあり、裾を絞っており脚絆を履いている様な見た目になります。太もも部分はニッカポッカのパンツなどをイメージしていただくとわかりやすいと思います。

どんな人がたっつけ袴を履いてたの?

基本的には昔、武士が履いていた袴となります。股が割れており裾も絞っておりますので非常に動きやすく重宝された袴です。そこから広まっていき、きこり、猟師、職人、役者等、たくさんの人間が愛用するようになります。行商人・農民の仕事着としても着用されておりました。元々は伊賀の忍者が履きだしたので伊賀袴とも呼ばれる所以です。

現在は使われている?

現在は街中でたっつけ袴を履いている人は全く見ないですが、着用されるシーンはございます。

大相撲の呼び出しの方が着用しております。相撲ファンで相撲は見に行っても呼び出しの方を注目する事はあまり無い方も多いとは思いますが、相撲を見る機会がございましたら是非呼び出しの方にも注目してみてください。

また、手古舞衣装としても着用されております。お祭で山車を先導したり警護したりする方の着用されているパンツがたっつけ袴です。あとは、太鼓衣装としても定番で使用されております。

太鼓を叩く際のユニフォームとして動きやすさもあり、見栄えも良くカッコよく仕上がります。

もちろん当店でも多数のたっつけ袴をご用意しております。

たっつけ袴の商品ページはこちらから。

是非お気に入りの一枚を見つけてくださいね!

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