「よさこい祭り」「よさこい衣装」「よさこいソーラン」等、何気なく よさこい って言葉を使っておりますが、「よさこい」の意味等は意外と知られていないと思います。
すっかりメジャーな日本を代表するお祭イベントとなったよさこいですが、いつの間にか定着したワードになっているので、ルーツなど不明な部分が多いと思いますので、「よさこい」の意味をご案内いたします。
よさこい を漢字で書くと
「夜さ来い」「夜更来」「宵更来」等と記載される事が多いです。
よさこいは元々は土佐弁の言葉です。
夜に来てくださいね って意味になります。
よさこいのルーツは?
「よさこい踊り」は、元々は高知県の民謡に「よさこい節」といったものがあり、そのよさこい節に合わせて披露するお座敷踊りでした。
隣の徳島県の阿波踊りがとても有名で知名度も高く、それに対抗するイベントとして考えられたのがよさこいでした。
阿波踊りは江戸時代からあると言われているのに対し、よさこい踊りはまだまだ新しい踊りになっており、地域によっても異なりますが、基本は鳴子を持って演舞する事くらいが決まり事で、自由な発想で演舞する踊りとなっております。
よっちょれ とは
よさこい鳴子踊りの歌詞で「よっちょれ」といったフレーズがございます。
よっちょれとは そこをどいてくれ!寄って! といった意味です。こちらも土佐弁の言葉です。
つまりは、踊子が通るから、どけどけー って歌っているんですね。
よさこい鳴子踊り の歌詞を意味をふまえた上で読むと、意味がわかって面白いかもしれないですね!
よさこい祭り、よさこい踊りが浸透して普通に使っていた「よさこい」って言葉ですが、掘り起こすと色々意味があるんです!
是非、さらによさこいへの理解を深めてよさこい祭りをさらに楽しんじゃってください。