浴衣(ゆかた)の下には何を着る?

お客様より購入した商品の着用方法のついてご質問を頂く事が時々ございます。

その中でも、浴衣の下には何を着ればいいですか?とのご質問を何度か頂いたことがございます。

花火大会やお祭り、浅草や鎌倉では観光着としても一般的に着用する事が以前より多くなってきた浴衣ですが意外と浴衣の下は何を着ればいいかわからない方が多いみたいです。

今回は浴衣の着付けで多いご質問を回答していきたいと思います。

浴衣(ゆかた)には下着はつけないって聞きました!

これは本当に良く聞きます。お客様より下着をつけないって本当ですか?って聞かれますね!

おそらく昔はそのような着用方法だった事もあるかと思います。もしくは、温泉等を目当てに旅館に泊まった時などに寝間着浴衣が旅館よりご用意があると思います。

その寝間着浴衣の時はつけない事もあった名残だと思います。

昔は浴衣は寝間着として使われており、寝間着のまま外出をする事はほぼ無かったので、下着はつけない風習がありました。

今回ご案内する浴衣は外出する際に着用する浴衣になりますので寝間着浴衣は別物だと考えてください。お洒落着としての外出する事を前提とした浴衣になりますので、下着は当然必要だと考えてください。

浴衣と着物の下は同じものを着ればいいの?

こちらも良くご質問頂きます。そもそも浴衣と着物は形状は近いですが、全くの別物だと考えて頂きたいです。

浴衣と着物の違いはこちらをご参照ください。

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着物の下には長襦袢を着用して、衿を出しますよね。

浴衣の場合は長襦袢は着用いたしません。つまり着用しないので当然ですが襦袢の衿は見えない状態ですよね。

浴衣と着物は素材も全く異なるので、形は似ているけど異なる和服だと考えてください。

よって、下に着るものも異なります。もちろん、両方に使えるアイテムもございますが。

じゃあ、襦袢を着ないなら上半身は裸でしょうか?

・・・特に男性は絶対にダメだって事は無いですが、出来れば肌着を着用する事をお勧めいたします。

こちらは次の項目でご案内いたします。

浴衣の下に着る肌着のおすすめは?

お勧め和装肌着として専用にご用意してある、肌襦袢となります。

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男性用、女性用など区別ありますのでご自分の性別とサイズに合ったものをご検討頂ければと思います。

普通のクルーネックのシャツとかですと浴衣の衿の間から肌着が見えてしまいますが、肌襦袢ですとしっかり隠れますのでご安心ください。

女性でしたら浴衣下スリップなどもございます。

下半身は女性でしたら裾除やステテコ等を着用するのをオススメします。

肌に浴衣が直接あたりますと、裾さばきが悪くなります。浴衣が汗で素肌にまとわりついてしまうんですね。

浴衣がまとわりつく感じは思ったより不快です。

勿論、インナーを履くとその分当然ですが暑く感じる時はあるかと思いますが、一度履いてみてご自身でご判断いただくと良いと思います。

肌襦袢の代用品はある?

浴衣に予算をかけてしまって肌襦袢を買うお金がないーー!って方もいるかも知れません。

絶対に肌襦袢を買わないと浴衣は着れないのか?

いいえ、そんなことはございません。お手持ちの肌着で代用できる物もあります。

キャミソールやタンクトップでしたら代用出来ると思います。

反対に代用するのに絶対にやめた方がいい物は普通のクルーネックTシャツです。

Tシャツに限らなくても首元まで生地があるインナーはやめるべきです。

衿の間から見えてしまいとてもカッコ悪くなってしまいますよね。

Tシャツを着たい場合は、深いVネックになっている物が良いと思います。

むしろ、潔くインナーは着ない!って方もいるかもしれません。もちろん、インナーを着ているかは外からは見えないので他人にはわかりませんのでOKと言えばOKです。

しかし、浴衣は綿素材なので汗をかくと体にまとわりつきますので、出来れば何か1枚挟む方が良いと思いますよ!

よく、浴衣は涼しい!って聞いたことある方もいるかもしれません。

着用したことがある方はわかると思いますが、思っているより全然暑いですよね。

綿を体中に羽織るので当然暑いです。帯で締めるので、お腹周りは蒸れますし。

Tシャツ短パンや、タンクトップにスカートなどもラフな格好と比べるとかなり暑く感じると思います。

だからこそ、少しでも快適に着付けが出来るように色々と工夫が必要ですよね。

せっかくの素敵な浴衣を着る機会なので、最大限に楽しめるように快適な着付けができると良いですね。

浴衣の下に着るものですねの目にはつかないですが、着心地には大きく影響しますので自分流の着付けのコツを見つけてみると良いと思います。

肌襦袢の他にも履物や帯等、浴衣本体以外にも様々なアイテムがございますので、是非お洒落な着こなしを楽しんでください。

浴衣はこちらからご案内しております。

襦袢や裾除けは こちら からどうぞ。

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